こんにちは、はじめまして、パキラと申します。どうでもいいことをつらつらと書きます。良かったら暇つぶし程度に見てってください。
まあ、暇つぶしになるレベルの文章力ではないと思いますが。
さて、自己紹介をするにあたって、一般的には趣味などを書くことが望ましいということはわかっているのですが、困ったことにこれと言った趣味がないんですよね。
これといった趣味はないですが、web小説をアホみたいに読みます。気に入った小説が見つかったら全てを無視して読み続けるくらいには読みます。そのせいで何日無駄にしたのかわかりません。この生態が無ければ勉強しまくって天才になってました。多分。
「じゃあお前なろう系主人公の小説読んでキモい顔してるんか?ww」と言われてしまえば、「はい……」というしかないんですが、一つ言い訳をさせて欲しいんです。
あの、図書館や書店が近場になくて、「さて、本でも読みに行くか」と思いたっても足が動かないんですよ。本当に。まじで。分かって欲しい。
小学校から高校までは授業を受けるために学校に行く必要があるじゃないですか、でも大学生になって毎日大学構内にいるか、となると別にそうじゃないですよね。大学という知識の泉そのものに在学しているのに図書館を利用しないとはなんと愚かな生物なんだ…というのは重々承知なのですが。その結果高校生までは足繫く通っていた図書館という場所に全く足を運ばなくなったわけです。
早くこの性格を治したい。真剣で。
で、結局指先一つで活字を読めるweb小説に頼ってしまうんですよ。本当は純文学もしっかり読んで日常に少し彩を加えたいところなんですがね…
まあそんな僕でも純文学ではないですが、記憶に残ってる本があるので、その話をします。
堕落しきった僕でも強く記憶に残り続けている本というのは、藤原正彦著・新潮社出版の『国家の品格』という本です。2006年にはミリオンセラーにもなった本ですね。言ってしまえば日本人論についての本なのですが、よくyoutubeやテレビで見かける「日本すごい!」とかいう、これからの未来のために現状の把握から新たな一歩を踏み出すことを諦め、過去の実績にしかすがることのできないしょーもない僕以下の方たちに大変好まれているような日本賛美の本ではなく、「せっかくこんな文化や風習、思考があるんだからやるべきだろ」的なことを書いてます。
これを読んだのは大変多感な中学三年生のころだったので、初めて読んだときは非常に強い衝撃を受けたことを覚えています。もちろんこの著書の内容がすべて正しいわけでもないし、それ以外を批判することもないです。
印象強かった箇所をいくつか。
この本では「論理の限界」について述べています。著者は数学者なのに人間の論理には限界があるを主張するのってめちゃくちゃ面白くないですか。現在大学で物理学を専攻している身としてこれほどまでに面白そうな意見は中々ないです。だって僕たちが追求する真理、つまり理論・論理は完璧ではないと言われたのですから。じゃあなんなんだってなりません?なりますよね。うん。
さらに印象深かったのは、中身のないペラペラの英語(ここでのペラペラは流暢と薄いのダブルミーニング)より、カタコトでもしっかりした内容の英語のほうが必要で、海外の日本人像は自国への理解・教養が深いが英語が達者でない人たちが作り上げたものであるという内容です。
これに関しては深く共感しました。著者も述べていましたが、第一言語もまともにできないやつが英語できたところで、ただのバイリンガルでやかましい人間?が一匹誕生するだけで、別に必要ないでしょう。第一言を深く学び、その言語特有の言い回しを会得することは、自らを教養人へと押し上げてくれますからね。まずは日本人なら日本語。それから英語。別に発音なんてきれいじゃなくても伝わりゃいいんですよ。シングリッシュ(シンガポール訛り)やコングリッシュ(韓国訛り)に代表されるように、各言語によって訛りは存在しているのだからそれが日本にあったところで別に何の問題のないでしょう。
と言ってる僕もまだまだ教養が足りないですけどね!!!いつの日か社会人になってもそのようにありたいということです。
他にも書きたいことは山々なのですが、今回は特に印象に残った箇所を書きました。
このあとに国家の品格とは何か、我々が大切にしていくべきものはなにかについて書いてます。日本はその持ちうる言語で博士号まで取れること、数学的教養も国際的に高水準であることから天才を生み出す土壌は整っていることなど興味深い内容がめちゃくちゃいっぱいです。(語彙力)
この本、めちゃくちゃ勉強のモチベ上がるので文理関係なくすべての人に読んで貰いたい名著です。特に来年受験を受ける人や国家試験受ける人、海外で働くようになる人に読んで貰いたいです。
俺も教養人になるんだ……
冒頭での堕落ぶりなんて見えない
この文章力で??????????
とまあこんな感じで拙すぎる文章ではありますが激遅執筆ペースで超絶そうでもいいことをつらつら書いていくので、また機会があれば。ここまで読んでいただきありがとうございました。